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小さな事の積み重ね
基本的にうちの会社はカーオーディオ専門店なのですが、ごくまれにホームオーディオの販売もしています。

ただホームオーディオは積極的に販売していなくて、カーオーディオを買われたお客さんがホームオーディオが欲しいといわれた時ぐらいです。

しかし販売したからにはセッティングには力が入ります。


先週、新築の家を建てられたお客さんの家にセッティングに行って、自分が行く前にすでにセットは組んであったのですが、スピーカーの壁の反射などを考えて位置や角度などを調整していました。

一ヶ所手を付けて変る音はわずかですが、2ヶ所・4ヶ所・6ヶ所と手を付ける場所を変えて行くと音は確実にいい方向に変って行きます。


お客さんも一緒にセッティングの間おられたのですが、「おーっ!音が変った!」と驚かれていました。

最終的には薄型の大型テレビの後ろにメタルを2枚貼ってプラスティックの鳴りを抑えて完成しました。

オーディオはちょっとした心使いの集大成が大きな音の変化につながるんだなと思ったセッティングでした。



ちょっとした心使いの集大成といえば、この最近自分は金曜か土曜日になると右腕が痛くなります。

30年ぐらいこの仕事をしていますが、ここまで腕が痛くなった事はありません。

毎週中国針を打ってリセットしています。


その原因はSWRの製作で、今までにこれほど力を入れて物を作った事は無いというぐらいの力の入れ方です。

理由はSWRは元を糾せばただのアッテネーターで、「ツーイーターレベルを下げるだけなんだ。」と思われてしまえばそれまでです。

しかし単純にレベルコントロールするだけではなくて、『レベルを下げても音をくすませない。』とか『間に回路を入れても音をぎギラつかせない。』という今まで何か入れればデメリットが起こるものを出さないという信念の元作っています。

まずくすませないという部分では海外で特別に作った部品を更に社内で選別して、本当にいい部品しかSWRを名乗れないという状態を作っています。

そして回路を増やしても音をギラつかせないという部分では金属と金属を直接かみ合わせて接触抵抗を最大限に減らしています。

その金属の微妙な噛み合わせを作るのに今までに無い右腕の力を使っています。

一度は機械に頼ろうと思ったのですが、機械だと手は疲れないのですが微妙な力加減が調節できず、場合によっては力が強すぎて金属疲労を起こしてもろくなってしまいます。

その様な理由から自分の手作業で微妙な力加減であのクオリティーを維持しています。

結果的に今までコントロールしたくてもコントロール出来なかった部分に踏み込む事が出来て、『SWRを入れたら音が激変した!』という効果が得られます。

今までのアッテネーターの常識をひっくり返した商品なので、あえてSWRという別の呼び方をしています。

おかげさまで常に各店からバックオーダーを抱えている状態で、欲しいといわれる方に少しでも早くお届けしたいという気持ちで毎日作っています。



ここで話は変って、この最近では『ZーMTL』と呼ばれているコイルの製作も自分が担当しています。

阪口くんが『PUREZ801』と『ソーラーチャージャー』の製作担当になっているために手が回らなくなっているからです。

この『Z-MTL』のバージョン2の開発も自分がやっていて、バージョン2はコイルを支えている小さな板の部分に石の粉が配合されています。

石が入る事によって剛性が増して解像度が上がるのですが、ちょっと問題があります。

それはその板を切る調度いい刃が無いんです。

普通の刃は木工用とプラスチック用と鉄鋼用の3種類がありますが、そのどれにも硬さが当てはまりません。

木工用やプラスチック用を使うと刃が欠けて飛んできます。

逆に鉄鋼用では材料をいためてしまいます。


そこで思いついたのが刃に焼きを入れたりヤスリ掛けしてその後に一度硬い物を削って刃の具合を調整してカスタマイズするという技です。

お陰で今はスイスイと切れていますが、ある程度使ったらまたヤスリ掛けをしないといけません。

一見単純な様ですが、お客さんの見えない所でこんな努力をしているのです。


そういった小さな努力で1ヶ所あたりの音の変化はわずかでも、それをいくつも重ね合わせる事によって最終的に大きな感動になるんです。
画像 062
(写真はカスタマイズした刃です)
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【2009/07/05 (Sun)】 未分類
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