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コイルの精度
昨日はコイルを車種ごとの特性に合わせて巻き数を変えているというのをお知らせしましたが、今日はそのコイルの精度の高さをお見せします。

普通市販されているスピーカーのネットワーク用のコイルは±5%以下の誤差が許されています。

つまり100マイクロヘンリーのコイルであれば96~104マイクロヘンリーまでのコイルなら問題無いとされています。
P1000582.jpg


したの写真が左が96マイクロで右が104マイクロなので、この程度の誤差なら許されているという事です。
P1000581.jpg


しかしサウンドピュアディオでは高音質を追求する為に96マイクロから104マイクロまでの間は全て1マイクロ単位で細かく分類されていて、別々に在庫してあります。
P1000580.jpg
つまり普通誤差で許されている範囲の中でこれだけのラインナップがあって、それが全て別な車種用の専用パーツとしてストックされています。


例えばダイハツのタントとムーブは同じスピーカーを使用していて、しかも取り付け位置は数センチしか違いません。

それを普通だとダイハツ車専用として同じネットワークを使うところをタントの方が1マイクロ低い値を使っています。

それは後から発売されたタントが数センチスピーカー位置が低いために高域特性がわずかに伸びず、それを補う為にコイルの値を1マイクロ下げてフィルターのハイパス値を上げて、電気的に高域を延ばして最適値にしているからです。
P1000583.jpg
実験に当たっては福岡店がムーブを、名古屋店がタントを実際に購入して、自分が両方を行き来して行いました。

その両車の1マイクロの差は上の写真の差でご覧頂けば分かる様に、大体コイル半周から3分の1周ぐらいの差です。

実車を使ってここまで音を追い込んでいるからこそ『ベーシックパッケージ』はロングランの人気商品なのです!
2009.2.26 011 2009.2.26 002
写真はドア上部にスピーカーがある現行ムーブですが、同じダイハツ車でもドア下部にスピーカーがある車種の『ベーシックパッケージ』は全く別設計というか、ものすごくコイルの巻き数が違います。
P1030244_convert_20090227124647.jpg P1030245_convert_20090227125039.jpg
これが市販のトレードインスピーカーだと同じコイルというかネットワークなので、音の方は・・・

この手間を惜しまない作業によってサウンドピュアディオは音楽の奥深い所まで表現出来るのです。


以前に同じ話を書き込んだ事がありますが、その時は文面だけだったので今回は分かりやすかったのではないでしょうか。
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【2009/02/27 (Fri)】 未分類
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