昨日は午前11時に宇部店を出発して、午後3時に熊本店に着きました。
宇部を出る時に「3時間ぐらいで着きますから。」と電話で言っておきながら、結局着いたのは4時間後で、予定よりも1時間もオーバーしてしまいました。
何故か? それは工事の多さで、途中5ヶ所は2車線を1車線にして流れをおかしくしていました。
それにプラスして熊本店がオープンした頃には無かった大型トラックにリミッターが付いていて、だいたい95キロぐらいまでしかスピードが出なくなっています。
出なくなるのはいいのですが、そのスピードの出ない大型トラックが追い越し車線に出てくると他のトラックを追い越すのにとても時間がかかってなかなか前に進めません。
そんなこんなで、以前のイメージで3時間で着くと言いながらも4時間もかかってしまい、その分熊本での滞在時間が1時間減ってしまいました。
今回の熊本行きの目的はパナソニックの新ストラーダFクラスにピュアディオチューンのハイローコンバーターを付けたデモカーの紹介と、もう直営店ではおなじみのパンチングマットの紹介というかレクチャーでした。
パンチングマットは薬でいうと処方箋というか、用法用量を守らないとパフォーマンスを十分に発揮しないので、レクチャー無しで商品を出すという事をしません。
宇部店と札幌店では最初の1ヶ月は最適なパンチの数や貼り方を選ぶために随分と産業廃棄物を作ってしまいました。(一度貼ってはがせばもう使えませんから・・)
一台分のマットを置いて帰っているので、貼って音を聴いてみたら木下さんはビックリする事でしょう。
実は月曜日に代車のボクシィーにちょっと乗ったのですが、パンチングマットを貼っていない車だったので「あれっ!」と思いました。
一度パンチングマットを貼った車を体験すると普通の防振しかしていない車に乗ると『低い周波数は減衰しているけれど高い周波数に取れていない所がある』というのが分かってしまいます。
どうしても防振材の表面がツルンとしていると高い周波数が通過してしまって、低い周波数しか減衰しません。
パンチングマットの様にハンマーでたたいてわざとデコボコを付けていると高い周波数を吸収・減衰させますが、今度は逆に低い周波数が減衰しません。
つまりパンチングマットは普通のピュアディオの防振と組み合わせて使うと、合成した特性が全ての周波数に対して減衰させる様になるという防振材です。
そのため貼り方には独自のノウハウがあって『これは減衰しすぎるのでやってはいけません』というルールもあります。
来週は名古屋でべーシックパッケージの開発を2車種行うので、その時に名古屋と兵庫にレクチャーして来る予定です。
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