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ベルリンの壁が無くなってから20年
昨日テレビを見ていたらベルリンの壁が無くなってから20年が経ったという報道をしていました。

自分は20年前は何をしていたかな?と思い出してみたら、まだピュアコンとかベーシックパッケージが出来る前で、コイルを手作業で巻き変えるという作業を始める前でした。

ベルリンの壁が崩壊した少し後ぐらいにお客さんから「前の車の時にはドアスピーカーが下の方だったからいい音に感じたけど、車を替えたら上の方にスピーカーが付いてミッドからの高音が耳に付くようになったけどネットワークが合っていないんじゃないの?」という不満の声を頂きました。

その頃はメーカー製のネットワークをそのまま使っていたので中のコイルの巻き数を変えようなんて夢にも思っていませんでした。

そしてそのお客さんの要望に応えようと思いイコライザーやトーンで耳に付く部分を削ると今度はツイーターの必要な部分まで削れてしまい、最終的にはコイルの巻き数を増やしてミッドのクロスポイントを上げる以外に方法がありませんでした。

そこでコイルを買ってきて交換しようと思うと・・ ケースに大きさが合わなくて中に入りません!

そこでネットワークのケースよりも大きいケースを買ってきてその中に基盤とコイルを移植しました。

それがピュアコンの始まりでした。

「どうせなら全てをいいパーツにしよう。」と最初から別なケースに部品を組む様になって音質的には上がったのですがここで問題が起きました。

ケースの中にローパスのコイルを入れているともしクロスポイントが会わなかった時はネットワークをいちいち分解して組み替えないといけません。

これはとてつもなく時間がかかるので、ローパスのコイルを最初から外部に出して多くの刻みであらかじめストックするという『MTL』という考えを編み出して、短時間でクロスポイントを自在に変えられる様にしました。

普通の専門店だとマルチアンプにすればクロスポイントが簡単に変ると思うところですが、普通のマルチアンプは1K刻みぐらいでしか変えられないので「4Kと5Kの中間よりもやや5Kより。」とかいう所にいい音のポイントがあっても微調整が効きません。

その微調整が部品が変えれるネットワーク方式は出来ます。

今考えたらローパスのコイルを外部に出すという発想が運命の分かれ道でした。



そんな昔の事を思いながらテレビを見ていて、その後にあるビジネス誌を読んでいたらとても興味深い事が書いてありました。

あるアーティストの人が「海外のレコーディングスタジオをあれこれ探して自分で最高のレコーディングが出来たと思っていたら、ある日ふと気付いた事があって、CDを買っている人はラジカセやカーステレオで自分の作品を聴いているんだから、一度普通のラジカセやカーステレオ(おそらく純正)で自分の作品を聴いてお客さんの気持ちに自分を合わせた。」という事が書いてありました。

海外まで行って最高の録音をしたつもりが、実際のユーザーレベルとの差に驚かれた事でしょう。

これを読んだ時に、やはりスタジオと普通のお客さんが聴いている音には壁があり、その壁を取り除くと言ってしまえば大げさになってしまうので、少しでも壁を下げる事が出来たらスタジオで録音した素晴らしい世界が徐々に聴こえてくるのではないでしょうか。

このレコーディングに関する文章を読んだ時に、「オーディオの技術はお客さんとアーティストさんをつなぐためのものでなくてはいけない。」と思い、いつもここに書いている通りに「音がこもっていてはいけないし、かといって実際よりも大げさな表現をしてはいけない。」とあらためて思いました。

またそのアーティストの方には「いつまでも最高の録音でレコーディングして欲しい。」とも思いました。

「世の中の人はこの程度の音で聴いているからこれでいいや・・」みたいに作っている側がなってしまったら面白く無くなってしまうので、自分達が頑張って本当の音を届けないといけません。


そういえば昨日ピュアコラムに新しい情報を追加したのですが、今年になって名前が掲載されたアーティストさんは秋川雅史さん、DEENさん、矢野沙織さん、石井竜也さん、CHAGEさん、アンジェラ・アキさん、上妻宏光さん、宮本笑里さんと合計8アーティストもおられて、その全ての方に直接お会いしました。(去年は6アーティストの方の番組を放送していたのですが、なんとピュアコラムには4アーティストの方の名前しか載っておらず、基本的にブログでの紹介となっていました)

「今年はあと2人で10アーティストだったのに。」とか言ったら 経理に怒られそうですが、トヨタがF1から撤退するという世の中全般に経費に厳しい時期ですが、それでも自分の理想とする『音楽を作る人の立場』も『音楽を聴く人の立場』も分かるという所でこれからもこんな感じで仕事が続けられたらいいなと思っています。
【2009/11/10 (Tue)】 未分類
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