|
過去に散々話題に出していた映画『蛇にピアス』ですが、あれだけ騒いでおきながらおそらくDVDが発売されても買わないでしょう。(残虐シーンが多いので・・)
その代わり同じ日に観た『ウォンテッド』の方は『蛇にピアス』が始まる前の時間つぶしに見た割にはけっこうお気に入りで、こちらの映画は井川のお勧めなので観ていない方は是非ご覧下さい。
観終わった時にスカッとしているはずです。
実はタイトルの『蛇にピアス』の方は語呂合わせのために書いていて、本命は『スタジオにラジカセ』の方です。
現在宇部店のピットにはDEENのボーカルの池森さんの車が入庫しています。
この車を作る前に一度東京のレコーディングスタジオに招待されて「こんな音でお願いします。」みたいな話がありました。
その時には12月10日に発売のニューシングルのミックスダウンが終わったばかりで、その出来たての音原をメンバー3人とスタッフがプロ用のスタジオモニタースピーカーで聴いていて、「うーん!さすが諸鍛治さん。」という感じだったのですが、何故かスタジオには普通のCDラジカセも置いてありました?
そうです、なんとプロ用モニタースピーカーの試聴の後に家電量販店で売っている様な普通のCDラジカセで音を確認しているんです!
『自分達が理想の音はモニタースピーカーだが、実際に多くの人はこのレベルで聴いている。』という実験なのですが、その時に初めて池森さんが何故サウンドピュアディオの音造りを多くの人に広めたいかという気持ちが分かりました。
「これだけ頑張っていい音で録音したんだから、少しでもいい音で聴いて欲しい。」という願いみたいなものを感じます。
実は自分は20代の時に民放のFM局で番組を企画してDJをしていたのですが、レコード半分CD半分の音楽番組で、特にレコードに関してはレアな輸入盤をクリーナーで磨き上げてリハーサルで一度針をおろして『ピチッ!』というノイズが全く入らない事を確認してオンエアーしていました。
どんなに自分達が頑張っていい音で送り出しても受信する側の機器の音が悪ければスタジオでの感動がわずかにしかリスナーには伝わりません。
音楽の一部を断片として聴いていて、本当のところまでは伝わっていないという部分が物凄く気になって、「DJの代わりはいくらでもいるから、自分はリスナーの音を直接変えられる裏方に回る!」という覚悟を決めました。
そしてそれから20年の歳月が過ぎて、やっと自分がやっている事が池森さんをはじめとするアーティスト方に認めてもらえる様になりました。
自分が現役DJの時に一度リスナーの人が「自分はこのラジカセで聴いているのですが、これって音を良くする方法がありますか?」と車に積んで持って来られた事があります。
しかしラジカセはほぼというか、まず音を良くする事は出来ません。
そこで思いついたのが、『カーオーディオなら自由に音をチューニング出来る!』という事です!
それからある程度形になるまで6年かかり、そこから2年後には名古屋と兵庫を加えてのグループとしての活動を始めて、開発開始から18年ぐらいたって初めてアーティストの方に音を聴いてもらえる様になりました。
そして今、初めてアーティストの方の車にオーディオの取り付けをしています。
その取り付け前にスタジオで聴いたプロ用スピーカーとラジカセでの音原の聴き比べは『理想と現実』という表現がピッタリでした。
その『理想と現実』を目の前で見た時に、「この現実を自分が何とかしないといけない! ベーシックパッケージの様な手の届きやすい商品を世に多く出して理想と現実の中間よりも理想に近づけないと!」というファイトが沸いてきました。
また池森さんの車が完成して東京で乗られたら「多くのアーティストの人に聴かせたい。」と言っておられたので、この車の出来の良し悪しが今後の5年後・10年後のサウンドピュアディオの運命を握っていると思います。
その池森さんの車は月曜日に宇部店を出発する予定です。
今から最後の追い込みを頑張ります。
あっ! 最後になりましたが、この車で培われた技術や経験は皆さんの車の音に必ずフィードバックします・・ というか、事前のデモカーを使ったシュミレーションで随分経験を積んでいるので、すでに十分フィードバックしていると思います。
ユーザーさんは実感して頂いているでしょうか?
|