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自分はあちこちの店舗を行き来していますが、その時によく見かける光景が「あのー、量販店で5・1チャンネルにしたんですが、音が悪いので・・」という問い合わせというか相談です。
おそらく「5・1チャンネルにしたら音がよくなりますよ!」という店員の勧めで買ったのか、それとも雑誌を見て5・1チャンネルが欲しくなったのか分かりませんが、確かに音は良くないです。
以前からこの手の問い合わせはあったのですが、ここ二ヶ月ぐらいで20件以上の問い合わせがありました。
こちらとしては「このセンタースピーカーで人間の声を出そうと思うと無理があって・・」とお答えしていますが、最終的に3割ぐらいの方がセンタースピーカーをはずして、左右のドアスピーカーでしっかり鳴らすように改善して「すごくよくなりました!」と喜ばれます。
5割ぐらいのお客さんは「せっかくお金を出して買ったのに・・ センターは出来れば使いたいので、考えてきます。」と言われて、残りの2割の方は、こちらの対応も悪いのかも知れませんが、「何だこの店は!5・1チャンネルでいい音が出せないのか!」みたいな感じで帰られます。
5・1チャンネルといえば目新しくて売りやすいのかも知れませんが、多くの方が不満に思っておられて、そのまま改善されなかった方はいずれアフターマーケットでカーオーディオを買われなくなるはずです。
そういえば6年ぐらい前からピュアディオでは平面ディスプレイでの試聴というのをやめました。 それは車で聴いた時と平面で聴いた時で、平面で聴いた時の音が良かった物の方が車に付けると音が悪いという現象が起こるからです。
実際にある量販店の平面ディスプレイで高級なセパレートスピーカーと安いセパレートスピーカー、そして安いコアキシャルスピーカーの3種類をセレクターで切り替えて聞いてみたら安いコアキシャルスピーカーが一番良く聞こえました。
逆にセパレートスピーカーはツイーターとミッドの間に足りない音があるような感じがして、その感じは高い方のスピーカーの方が強く感じました。 そういえばセパレートのツイーターの向きも的外れな変な方向を向いていたし・・ それならツイータが正面を向いているコアキシャルスピーカーが一番いい音で聴こえる訳ですよ!
「自分がお客なら高いスピーカーは欲しくならないな。」と思いました。
これと同じ様に量販店では5・1チャンネルのセンタースピーカーが聞く人に向かって設置してあって、実際に車ではほぼガラスに一度反射して聴くような状態になります。
さらにデモンストレーションではやたら映画の爆発シーンの迫力ばかりを強調して、よく聴いてみると台詞の声が意外と貧弱だったりもします。
そして買った後で「こんなはずでは・・」と不満に思われて当グループ店の店頭におみえになります。
そこで実際に車に付けた状態で聴けなければ意味が無い、という事で現在はデモカーでの試聴のみという形を取っています。
意外かも知れませんが、ホームオーディオでは死語になった『2チャンネルベースの3D再生』は車の中では有効な手段です!
それと国産車のデモカーは代車と兼用して作業中にお客さんに貸し出しす事が多々ありますが、意外と会社に乗って行って同僚の方から「これ何?」と興味を持たれる事が多いみたいです。
その分代車はちょっとした『移動ショールーム』として活躍するので、ここ最近徐々にグレードを上げてきて『おしゃれな代車』にしています。
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