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さすがに一週間も宇部店にいないと自分が担当しているオリジナル製品の在庫が無くなってしまいます。
昨日は」新規のお客さんでチャンネルディバイダーのMX1Pを使うので、「坂口君、在庫は何個あるの?」と聞いたら「全くありません!」との返事。 「これはまずい!」とすぐにARCオーディオ社のMX1を分解にかかってMX1Pへとバージョンアップの作業に入りました。
このバージョンアップの作業は札幌と熊本でお客さんの前で昨年秋に『解体ショー』としてお見せしました。 すでに100台以上の改造を行なっていて、段取りを完全に体が覚えていて『口で説明しながら手を完璧に動かす事が出来る』レベルになっていて、『いつ見られてもいい』という自信の現われです。
自分が主に担当している製作部分はMX1PとMEQ30Pとベーシックパッケージの一部とCD700シリーズのバージョンアップです。(たまにサブソニックフィルターも作っています) 他の部分はよく話しに出てくる坂口君が担当しています。
坂口君はうちに入る前はピュアディオのお客さんで、その時は精密ネジを作る仕事をしていました。(ミクロの世界の精度の仕事です) 縁あって現在はピュアディオの製作部で働いています。
ちょうどこの書き込みをしている最中に宇部店の立石君が土曜日の朝日新聞の別紙に『ビンテージスピーカー修理の達人』というゴッドハンドを持つ50代の女性の記事を持ってきてくれました。
この記事を読んで、達人と普通の人間の違いは『普通の人間が見逃す所を見逃さない』という『ほんのわずかな違いの積み重ね』ではないかと思いました。
ピュアディオの看板商品の『ピュアコン』もコイルとコンデンサと抵抗の3つの部品しか使っていなくて、普通のネットワークと何だ変わりはありませんが、新人研修の時に社員に動作原理を説明する時に市販のネットワークと見比べて『見えない所にこんな工夫がある』とい部分が随所にある事を説明しています。
そういえば昨日の朝放送されたNHKの『経済羅針盤』では銀座の和菓子の名店『曙』が取り上げられていて、『和菓子はおなかを満たすために食べるのではなくて、心を満たすために食べるものです。』と言われていました。
また、『餡を込める時に心を込めると美味しくなる。』とも言われていました。 確かに餡と皮がくっつき過ぎても、空き過ぎても食感が変わってしまいます。
自分もオリジナル製品を作る時は「お客さんの車でいい音で鳴ってくれよ!」と心を込めて作っています。
PS 曙といえば以前に福岡店に武蔵丸さんがみえた事があって、その時に専務がいて「曙が来た!」と連呼していたので、周りが「あれは武蔵丸です。」と本人に聞えない様に抑えていたのを思い出しました。
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