毎月新車種のベーシックパッケージの開発をして発売をしていますが、以前のブログで新型のマツダMPVとBMW1シリーズと新型フィット用の開発をしている書きましたが、その中で現在出来ているのはMPV用のみです。
BMW1シリーズは事前に某メーカーのトレードインスピーカーを入手していて『あきらかにトレードインより音がいい状態』にしないとベーシックパッケージの意味がないので時間をかけて開発中です。
ところが専務が先月から現行型ランドクルーザープラドのベーシックパッケージの受注を受けていて、それを自分が聞いていなかったので昨日急遽作る事になりました。
純正ナビ付きのプラドはフロントスピーカーが3wayになっているために一般メーカーのトレードインスピーカーが付きません。 ぱっと聞いた感じはいい音の様な気がするのですが、3wayのスピーカーが下からミッドバス、スコーカー、ツイーターと段々上に上がってくるのですが、ツイーターが下の2つに比べて目だって上に付いているためにツイーターの音の時間が先に耳に到達します。(つまり聞きづらいという事です)
そこで純正ツイーターを取り外して、ダッシュ上にピュアディオツイーターを取り付けて距離のバランスを取ってから純正スピーカーとのクロスポイントの調整をピュアコンを使って行います。
車がハリアーとランクル200の中間ぐらいですが、何故かクロスポイントも中間ぐらいの値が出てきます。 同じトヨタ車だから特徴が似ていて当たり前ですが、今までだと2日はかかるところが一日で完成させる事が出来ました。 これも今までの経験のたまものです!
完成した後には使った材料と加工度合いを調べて販売価格を決定します。 最終的にランクルプラドの純正ナビ付きの3way車はハリアーのJBL仕様と同じ価格に設定しました。
そして次にはBMWの1シリーズの開発途中の車がスタンバイしていて、こちらはプラドと違って難航していますが、今日か明日には絶好のクロスポイントを見つけたいと思っています。
そして今年最後のベーシックパッケージの開発を23日に新型のホンダ・フィットで行います。(他に未開発の車車種で希望があればまだやりますが)
全部完成したら今月は合計4車種の大漁です!
それと、今までに設定の無い車種に乗っておられるお客さんは、自分が最初の1台になる事をすごく誇りに思っておられるんですよね。(おそらく)
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