昨日のブログでは書いていませんでしたが、ELTのコンサートに行く前に宇部の映画館『シネマ・スクエア7』でマイケル・ジャクソンの話題の映画 『THIS IS IT』 を観てきました。
映画の後にはCDを買って車の中で聴きました。

この映画の中で2つ気になる言葉があって、一つはマイケルの『もっとビートをきかせて!』という言葉で、帰りに車の中でCDを聴いた時に、確かに昔のジャクソン5の時の曲は高音が伸びている訳ではないし計算されたリズムでもないが、ビートが効いているという感じがしました。
このビートという言葉が簡単な表現でありながら実はそれを表現するのは『ノリ』であったり『キレ』であったり、また『その時のみんなの息が合っている』という感じであったり、他にも色々な要素があって一つの言葉では言い表す事が難しいものだなと思いました。
ビートって何なんだろうか?
心や体に『ズンズンズン』と何かうねりの様なものが伝わってくればそれがビートなんでしょう。
だから『BEAT IT』なのかな?
でも女性ギタリストのオリアンティーのエレキギターは凄かったなー
まだ24歳だそうです。
結局話がまとまらないのでビートの話はこのぐらいにします。
そして2つ目の気になった言葉はマイケルがダンサーやスタッフに『未体験の才能をみんなに見せよう』というと一生懸命言っているシーンでした。
この『未体験』という言葉は常日頃から自分の頭の中にある言葉で、サウンドピュアディオの一番の売りである音は他の店では手に入らない今までの業界の常識には無い『未体験の音』です。
その『未体験の音』はハイエンドの製品だけではなく、一番安いベーシックパッケージにも生かされています。

写真は現行型のムーブ・カスタムにベーシックパッケージを取り付けている写真ですが、実は『ベーシックKC』と呼ばれている低コストの試作品が装着されている実験段階の状態です。
ベーシックパッケージは2001年に発売されたベーシックコースのマイナーチェンジで、2001年以前はチューンナップツイーター+ピュアコンという位置付けで、その辺りからすると発売からもう15年ぐらいが経過しています。
2001年、2006年、2008年と微妙にマイナーチェンジを重ねながら徐々に性能を上げていますが最近少し問題が・・
それは世の中のカーオーディオの製品の値段が下落傾向にあってベーシックパッケージが高級品化しつつあるという事です。
そこで軽・コンパクト車の車内が狭い車を限定としたKCというシリーズの開発を進めていました。
しかしコストを8%カットして販売価格を5万円代に下げたものの魅力は20〜30%下がったというイメージです。
でも一般的には「純正ミッドを使って6万円台という価格はちょっと高くて・・」とそっぽを向かれてしまう料金体系です。
この事で1週間ぐらいずーっと悩んでいて、価格を下げて売りやすくするのか、それとも売りにくくても本当に自信を持てる物だけを提供するのかという分岐点に立っていました。
その悩みが映画の中のマイケルの『未体験の才能をみんなに見せよう』という一言で吹っ飛びました!
そうです!売れる物を販売するのではなくて未体験の物を販売しないとピュアディオの存在意義がないのです!
純正ミッドは音が悪いというのは誰でも知っている常識です。
その純正ミッドは出にくい音域も無理をして出そうとするから歪っぽくなって音が悪いのです。
音の出にくい所をカットしてその音域を他の上質なスピーカーにバトンタッチしたらどうでしょう?
低コストで素晴らしい音になりました!
それがベーシックパッケージなのです。
音が悪いと言われている純正ミッドを使って良い音が出たらそれは『未体験の音』です。
マイケルの完璧で未体験のショーを見せたいというシーンを見た時に「これだ!」と思って、ベーシックパッケージの低コスト版は発売しないという方向性を決めました。
今回コストを下げた低価格のモデルを試作したからこそ現行のベーシックパッケージの素晴らしさがあらためて確認出来ました。
最後になりましたが上の写真のムーブはツイーターが5000円コストダウンした物に交換してあります。
コストを下げても高音の量自体は変りませんが、音の粒が粗くなって本来の音から遠ざかります。